クイーカのヘッド。
ここまでくると、さすがにダメだな…
それほど伸びてる訳でもないので、ちょっともったいない。
がっつり演奏するときは、爪を切るようにはしているのだけれど、
糸がほどけて交換したりもしたし、表皮が切れて薄くなってきました。
光に透かすと、この通り。
バッチリ穴があいてしまっています。
放置しておくと、大事な本番中に皮に穴があいて、棒が外れ、演奏不能に…。
プラヘッドとそれ用の棒は持ち歩いていますが、
クイーカを完全にバラバラにしないと交換はできないのでね。
とっさの対応はできないのです。
糸を外すとクルリ一周、表皮が切れていました。
やはり、糸交換によるストレスでしょう。
皮ヘッド作成の際は、糸がほどけないようご注意くださいね。
棒は外して再利用。皮さん、ありがとう。
木のフープは、あらかじめ胴にあわせていくつか用意しておくと
すぐに皮張り作業にかかれるので楽です。
両端を薄く削いだ材を重ね合わせて、
私は釘や接着剤を使いたくないので、糸を巻いて固定しています。
張り直さないと…。
皮の大きさは、巻き付ける皮が木枠を一周半するくらいの余裕が必要です。
大きすぎると巻き込み作業がやりにくいですが、
小さすぎるとスルンとほどけてまったく固定できません。
皮を外すと、あらキレイ。購入当初の輝きが。
皮が新しくなりました。
皮の巻き込みの部分に糸がうっすら透けるのがオシャレ?
…かどうか解りませんけど、この方法が気に入っている点でもあります。
(水につけて染料の滲み出してこない糸なら何でも良いです。)
復活!
前回の張替えは、2017年2月。
今度はもうちょっと、長持ちして欲しいなぁ。