前回の続きです。
顔面が焦げるというスプラッターな出来事がありつつも、このところ顔を作り続けていました。
むずかしいけど楽しい! すべて忘れる集中力! ほんと夢中になりますね。
さて、ズラリと左から作った順に並べてみました。
左からオリジナルをとばして、初・弍・参・肆・伍号。
1. オリジナル
カラダパーツの表面に残っていた原型のデコボコ感がアタマにはなく、一生懸命ペーパーかけたんでしょうね。ノペぇ〜ッとしています。
髪にいたっては、粘土盛りつけて表面をならした程度の作業の痕跡しか感じません。
2. 初号
初・弐号は、あらかじめ焼成しておいた眼球を埋め込むという方法をとりました。
眼球が固いため、まぶたの造形がしやすいという良い点もありますが、眼と眼の距離のバランスの調整などがやりにくかったです。眼球の径が適度でないことも原因でしょうが、作業前の想定より眼球の立体感がでませんでした。
そして、それに引きずられた感もあって、ちょっと大顔面に…。
イメージしていた顔とも乖離しているので、躊躇なく弐号製作へ移行。
髪は、肆号あたりまで進んでから試しに盛ってみたのでグレイスカルピーになっています。
3. 5月24日 と 5月25日にアップした弍号
例の鼻面が焦げてしまったヤツです。とりあえず復旧は試みてみましたが、
焼成された部分と新たに粘土を盛った部分の固さの違いに振り回され、思うようにいきません。
鼻の下がのびてしまって、ちょっと間の抜けた顔に…。
このまま進めても意味がなさそうなので、参号へ移行。
初号・弐号、とりあえず、塗装までは同時に進めるつもりです。
4. 参号
ガラリと方向転換して、このヴァンピ用にイメージしている顔ではなく、好きに造りたい顔をつくってみました。
なかなか好みにできたので、この顔から1体全身、別に作ってみたくなりました。
5. 肆号
さらに、好みの顔を〜の方向で。
こちらもこの顔で全身をつくりたいなとという顔ができたと思います。
なので、参・肆号は、サフを吹いて表面を仕上げたら、温存しておきます。
6. 伍号
ちょっと寄り道しましたが、ヴァンピの顔に戻ってきました。
顔を作りはじめた当初にイメージしていた顔とは方向性が違いますが、
満足いく顔となりましたので、これで行こうかと思います。
参・肆・伍号の眼は、はじめは溝のようにつくっておいて、焼き固めた後、眼球だけを造形する方法をとりました。
このやり方だと、好きなバランスで顔を作れる上に、眼の造形だけに集中できるので、私には合っているように感じます。